遺言書で生前整理を始めませんか?相続手続きが楽になる3つのポイント!

皆さんこんにちは、相続遺言専門行政書士「いもと」です。

最近、生前整理やエンディングノートについて調べる方が増えているようですね。

新型コロナウイルスや災害などで、家族に会えないまま突然亡くなってしまうのではないか?

認知症などで家族に自分の希望や意思を告げることができないまま亡くなるのではないか?

と不安に気持ちになる方も多いのではないでしょうか?

生前整理をしていた場合としていなかった場合では相続手続きの難易度にかなりの差がでます。

生前整理は配偶者や子どもたちにじぶんの意思を伝える以外にも、残された人の手続きを楽にしてあげることができます。

この記事では、やっておくといいポイントについてご紹介します。ぜひご覧になってください。

遺言書を作るときに準備する物は生前整理に役に立つ?

生前整理とは、相続時の手続きをスムーズに行えるようにして、相続人が大変な思いをしないでいいようにすることだと思います。

遺言書もその一つで、遺言書を書くこと以外にも遺言書を書くために用意したもので相続がスムーズになることがあります。

例えば遺言書を作るときの準備物に、住民票や戸籍、財産の一覧、保険等の整理などがあるのですが、

それらを集めたり、わかりやすく整理するだけでも残された人のとっては大変助かります。

①生前整理 戸籍編

まじは戸籍の必要性についてお話しいたします。

相続時には、亡くなった方の出生から死亡まで、つながった戸籍謄本が必要となります。

戸籍は除籍であったり、改製原戸籍であったりと呼び名はいろいろですが、基本的に生まれた時から現在までの戸籍が必要となりその戸籍によって亡くなった方の相続人を確認することができます。

戸籍は本籍が移動した場合は本籍のある(本籍のあった)役所でなければ取ることができません。

しかも、本籍を転々としている人は、全ての本籍をたどって出生から死亡までの戸籍を集めなければなりません。そのため戸籍の収集は相続手続きの中でも大変のことの一つとなっています。

ですので先に自分で出生から今までの戸籍を集めておけば、相続人は最新の戸籍を取り寄せるだけで済みます。戸籍には使用期限はありませんので事前に集めて保管しておいてください。

②生前整理 財産調査編

次に財産調査についてですが、

財産は一覧にしておくか、一つにまとめておくのが良いと思います。

もしも通帳等を自宅の金庫や貸金庫にしまっている場合はせめて置き場所は伝えておきましょう。

財産の調査で一番相続人が困るのは、財産がどこにあるのかが分からないことです。

どこの銀行で口座を作っているのか、自宅以外に土地や畑はあるのか?

証券やネットバンクに登録していると、なかなか見つけることは出来ません。明細や通知をメールで済ませている場合はもっと探すのが困難になります。

特に多いのが、お母様が配偶者や子どもの名前で口座を作っている場合、亡くなった方の名前で探しても見つからずそのままなかったことに・・なんてことも有ります。

せっかくの預金がもったいないですよね・・亡くなった方の預金をピントもなしに見つけるのはなかなか大変です。近くにある銀行全てに問い合わせなければなりません。

特に認知症になってしまった方は通帳や大事な書類を隠してしまうことが多いです。

本人が隠した場所が分からなかったり、探しても見つからない場合も多いので、早めに遺言書に添付しておいたり、信頼できる人や場所に預けたりしておくのがいいですね。

土地や建物についても、住んでいる地域以外の土地は見つけるのが難しいので、毎年届く固定資産納税通知書なども預けたり記載しておくようにしましょう。

③生前整理 保険編

もう一つ大事な物が保険です。

保険は、セールスの方がおうちに来ている方は亡くなったことに気がついて手続きについて教えてくれることもありますが、ネットで申し込んだり、店舗で申し込んだ場合はそのままになってしまうことがあります。

契約者が奥さんだったり旦那さんだったり、亡くなった方の名前で調べても見つからないこともあります。

それにどこの保険と契約しているか分からない場合は、いろいろな会社を調べなければなりません。

ただ、保険に関しては毎年10月ごろに控除証明書が届くのでそちらで確認が可能です。

しかし、契約の内容によっては契約者の変更や受取人変更の手続きなどがありますので、早めに変更ができるように準備しておいてあげてください。

さいごに

いかがだったでしょうか?

生前整理を考えた時にときに、最低でもしておいた方がいい3つのポイントは

1,自分の戸籍の出生から現在までをそろえておく

2,財産について一覧にまとめたり預けたりその場所について伝えておく

3,保険についてもつまびらかにして、早めに手続きができるようにしておく

他にも、断捨離や各種解約のまとめ、お墓や仏壇、家や土地について等がやっておいたほうがいいことはたくさんあります。

生前整理に早すぎるなんてことはありません。逆に体力が無いと出来ないことのほうが多いかも知れません。

特に子どもがいない夫婦は、遺産の相続人についても注意が必要ですので良く話し合って遺言書等で生前整理しておいてくださいね。