はじめまして香川県三木町在住の行政書士、井本祐子と申します。

三木町生まれ三木町育ちで現在も三木町在住の3児の母です。

相続手続きや遺言書作成、終活のお手伝いを中心にお仕事をしています。

行政書士の仕事が様々ある中で私が相続・遺言・終活専門の行政書士になった理由を少しお伝えしようと思います。

私は結婚した後も実家で私の両親と祖父と私たち家族で暮らしていました。

同居していたある日、祖父が風邪で約1週間ほど寝込んでしまいました。

祖父は高齢でしたし網膜色素変性症という病気で目が見えませんでしたが、日常生活は問題なく過ごせており体も丈夫で体力もありました。

計算もとても速く2桁のかけ算や3桁以上の足し算も暗算で答えるような賢い人だったので、風邪で寝込んでもすぐに回復するだろうとさほど心配はしていませんでした。

しかし寝込んだ時に体力が落ちてしまい、いつものように動けなくなり会話でもおかしいことを言うようになっていたのです。

自分の小さい頃の記憶なのか、「外はトイレにあったはず」といいながら掃き出しの窓をあけて外に行きトイレを探して回ったり、

ご飯を食べた後もテーブルから動かずにご飯を待ち続けたり、冷蔵庫の中にあった物を片っ端からかじっていたこともありました(祖父は目が見えないので普段は専用の引き出しに食べれそうなおやつを用意しているのでいつもならそこにあるおやつを食べます)

その他にも驚くような行動もありましたが、だんだんと1人では移動することも困難となり肺炎で入院し、そしてその後祖父は亡くなりました。

祖父が亡くなった後は相続手続きに右往左往して苦労したことはもちろんですが、まさかあんなにも元気だった祖父が風邪の後あっというまに動けなくなったり、意思のハッキリしない状態になるとは思わず本当に驚きました。

まだまだ元気で大丈夫だと思っていても人は何がどうなるかは分からないのです。

誰かが亡くなった後の相続というのは残された人にとっては本当に大変な手続きになります。

精神的にも体力的にも本当に大変な手続きです。人生に何度も経験することではないので分からないことも沢山有ります。

何年かかっても相続の手続きが終わらない人、故人の残した物を片付けるのにかなりの時間とお金がかかった人、

遺産の分け方でもめて兄弟で疎遠になってしまった人など様々な方がいらっしゃいます。

亡くなった方や意思の疎通が取れない方にはもう質問はできません。

まだまだ大丈夫だと思っていても私の祖父のように風邪が原因で動けなくなったり、意思がハッキリしない状態になってしまうこともあります。

残された方が相続で困らないようにする「終活」は今からでも出来ます。いや、元気な今しか出来ません。

終活はいきなり遺言を書くことだけではありません。日頃から少しずつ何かを書き留めておいたり、必要ない物を整理したりすることからでも始められます。

自分が後悔しないように、残された人たちが大変な思いをしないでいいようにお手伝いが出来れば幸いです。